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企業とは何か?

Img_56531_2先週、ノーベル平和賞受賞で有名な、ムハマド・ユヌスさんの来日記念シンポジウムに参加しました。

ユヌスさんは、マイクロファイナンスで有名なグラミン銀行の創設者で、私にソーシャルビジネスとは何か?を教えてくれた方で大変尊敬している人です。

そんな方に、直にお会いすることができて感激しました。

「世界には様々な問題が山積している。世界で一番技術力とクリエイティブ(創造力)を持っている日本が傍観するのではなく、アクションを起こすべきだ」と語り講演会は終了したのですが、ユヌスさんの話を聞く中で、改めて、企業とは何か?ビジネスとは何か?を考えさせられました。

企業とは、会社とは、何なのでしょうか?

資本主義、金融主義の今、企業は、株主の配当要求に応じる形で、あるいは時価総額の増大を目指して、「自社の利益」をいかに高めるか、が一番大切なことになっています。

その結果、世界はどうなったのでしょう。

金融システムの暴走により経済は破綻寸前、環境問題は世界中で起きており、飢餓・貧困の問題はなくなるどころか、加速する一方です。

本来、人は社会のため、隣人のために何かをし、その対価として物々交換で物をもらって生活していました。社会に役に立たないこと、人が喜ばないことを作ったり、やったりしても、物々交換には応じてもらえませんでした。

ですので、昔はすべての仕事が何らかの社会貢献に繋がっていました。

今はどうでしょう?

お金を生み出す仕事は社会に貢献しているのでしょうか?...

本来企業はソーシャルエンタープライズであるべきです。

ソーシャルエンタープライズとは、寄付やボランティアではなく、本業が社会に貢献することで、その対価として利益を得る企業のことです。

「仕事とは社会に何らかの貢献をすることで、その対価としてお金をもらう」、お金は貢献に対する結果です。

よく考えれば、当たり前のことですが、今は「お金」を稼ぐこと自体が残念ながら目的になってます。

しかし、金融至上主義は今、崩壊しようとしています。

インフレになり、国債が暴落し、銀行が破綻すれば、資本経済も破綻します。

これは企業が、そして我々自身が、本来の生き方を取り戻すために必要なイベントなのかもしれません。

いつか、ユヌスさんが提唱するソーシャルビジネスが、特別なものではなく、誰もが当たり前と思う時が来ることでしょう。

改めて考えさせられたシンポジウムでした。

われわれの未来は暗いかもしれませんが、その先は明るい、そう信じています。

新しい時代に向けて、人の意識が変革していくことを楽しみに、自分自身できることをやっていきたいと思ってます。

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