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価値観

今回の災害でボランティアをやりたい人が増えています。

阪神大震災の時もボランティア志望の人はいましたが、当時と比べてボランティアを希望する人が増えてきたのは、混沌とした昨今の時勢と関係があるような気がします。

職がない、あってもやりたい仕事に就けなかった、高度成長期と違って何のために仕事をしてるのかわからない...こうした境遇にある人が、今多く存在しています。

そして、こうした境遇にある人々にとって、自分が社会に存在する意義を見つけたい、という思いがボランティアに自分を駆り立てっているような気がします。

そうした思いは人の価値観そのものです。

ソフトバンクの孫さんが100億円を寄付することで話題になりました。

それは人々に感動を与えると共に、孫さんの賛同者、いわゆるフォロアーと呼ばれる人々が、Twitterなどを通じて一気に広がりました。

彼のリーダーシップはどこから来ているのでしょうか。

それは人々をうまく束ねる力というよりも、彼の日本を救いたい、という愛国心に立脚した、その価値観にあるのだと思います。

リーダーシップにはいろんな要素が必要だといわれています。

仕事そのものができる力はもちろんのこと、人の掌握術やカリスマ性、人間性など...でも一番大切なのは、その人の持つ価値観ではないでしょうか。

価値観に共鳴した人は自然とまわりに集まってきます。そこには自然発生的なリーダーシップが生まれます。

会社におけるマネージメントはリーダーシップではありません。

今リーダーとよばれる人はどのような価値観をもっているのでしょうか。

会社トップの価値観は社員にシェアされてるのでしょうか。

人は誰かに認められたいという欲求がありますが、それが高じると、会社は上司に迎合して、言われるままに仕事をするようになりがちです。

いつのまにか自身の価値観を失ってしまいます。

結果、高い志=崇高な価値観をもっていない人は魅力がないため、こうした人が率いる組織は早晩弱体化していきます。

  最近話題になっているニーチェは、超人思想の中で、「伝統的価値に迎合し、群れて徒党を組む民衆に服することなく、現実を見つめる不撓不屈な精神を持つべし」と説いています。

すなわち、他者への迎合するのではなくことなく、自らの意思で行動すべきであると教えています。

他人によく思われたい、評価されたい、などでなく、ただひたすら自分の価値観にのみ従って生きていくことは、今の時代に最も大切なことのような気がしています。

自分の持つ価値観を他人に示し、その価値観に共有する仲間と一緒になって、互いにできることをやりながら、全員で何かを実現していくこおtが、今後の先行きの見えない社会における組織のあり方、そしてリーダーシップではないでしょうか。

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