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災害を通じて

2011年は苦難、激変の年といわれていたが、早くもこのような形で思い知らされるとはというのが今回の地震の第一印象。

テレビで報道される東北地方の無残な光景には目のやり場がない。

東京でも未だかつて感じたことのない揺れを体感した。

地下鉄やJRの復旧目処が立たないので、安全の面でも会社のビル内に留まる選択肢もあったが、あえて20キロの道のりを歩いて帰宅することにした。

交通網がストップした時に、どのような事が道路上で発生しているのか、徒歩帰宅がどの程度大変なのか、を体感したかったからだ。

もし、直撃型地震が起きたら、道路はどうなるのだろう?と心に思い浮かべながら、周辺を念入りに確認しつつ、帰宅の途についた。

歩くと疲れるのだが、休憩スペースがほとんど存在しない。ベンチは道路沿いにはなく、休憩に入れる適当な店もない。トイレもほとんどない。インフラの緊急時対応が未熟であることも痛感した。

携帯がまったく繋がらないので、公衆電話には多数の行列ができていた。公衆電話は携帯の普及とともに、設置台数が少なくなっている。

早急に政府は、国策の一環として、緊急時対応インフラの整備をする必要すべきである。営利企業であるNTTやKDDIでは整備できない。

今回の災害で一番稼動したのはインターネットである。ほとんど普段とかわりなく利用できた。

網の目のネットワークは、災害時にも迂回路を見つけて繋がる。緊急連絡網はこのインターネットを中心にWIFIスポットを各地に設け、無線LAN経由での連絡が一番災害に対応できるのではないだろうか。

政府にはこうしたインフラ整備をぜひお願いしたい。

首都圏直下型地震もいつか起きるかもしれないからだ。

地震が起きれば、もちろん地震による建物崩壊などの危険があるのだが、それよりも怖いのは、今回も起きた火山の噴火、津波による被害、そして、原子力発電所からの放射能漏洩、である。

富士山が噴火すれば、火山灰で都内全域は灰に埋もれるであろう。

首都圏への津波も恐ろしい。足立区、葛飾区、江戸川区、墨田区、江東区には海抜ゼロ地域に150万人が住んでいるからだ。

そして、原子力発電所の問題。福島では既に放射能の漏洩が始まっている。

CO2対策としての原子力発電の推進は根本的に間違っている。政治と利権の思惑の中で環境問題はおかしな方向に進んでいる。

原子力はCO2以上に、我々にとって危険な存在なのだから、電気料金があがる、ピーク時に規制がかかる、など、多少の不便は覚悟で真剣に原発の廃止を検討すべきであろう。

こうした災害がきっかけとなり、原子力反対の世論が大きくなることを期待する。

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