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インターネットの問題

ウェブボットというのをご存知でしょうか?

ウェブボットとは、1997年に元マイクロソフトのコンサルタントである、クリフ・ハイという人が開発したソフトウエアです。

このウェブボットというものは、インターネット上にる情報を解析して、未来を予測するという代物で、2chのようなBBSへの書き込みやチャットの中身などにスパイウエアを忍ばせて、情報を全世界から収集しています。

この仕組みは、元々は、株価予測のために作られたものです。

株価というのは世間の風評によって上がったり下がったりするものということを踏まえ、ある会社に対する世間の風評を集めて解析することで、その会社の株価が将来どうなるかを予測できると考えたそうです。

この風評というものを、単に言葉だけでなく、”感情”を捉えることで、精度をあげています。

例えば、「マイクロソフトは適切なビジネスをしていない」という書き込みよりも、「マイクロソフトは最悪だ!こんな企業は潰れてしまえ!」といった感情が入った表現の方が、世間に与える影響は大きくなります。

ですので、収集された情報に、感情値を掛け合わせて、総合的な情報として集積し、分析されます。

開発当初、株価予測に用いられて、かなりの高い確率をあげていました。

が、そのうち、この仕組みは、単に、株価予測だけでなく、社会予想、未来予想にも使えることがわかってきました。

そのきっかけは、9.11テロ事件です。

この事件の半年前から、”テロ”、”タワー”、といった言葉が高い感情値を示したそうです。

これは何を意味しているのでしょうか?

未来を予想できる人が世界中にいるのでしょうか?

あるいは、テロを事前に知っていた人が世界に多く存在していたのでしょうか?

そうではないと思います。

これは何を意味するかというと、人の思い、すなわち、想念が、未来を作っているということです。

また、逆に未来に起こる出来事が、人の想念を作り出しているともいえます。

マイクロソフトの感情値をもった風評により、同社の株価が下がるのは前者であり、9.11事件とその前のテロなどの言葉の感情値の高まりは、後者を指しています。

人の想念は、昔は、人伝えにしか伝わりませんでした。

それが新聞、ラジオ、テレビを通じて、世界中に伝わるようになりました。しかし、そこには報道規制や国境が存在していたため、大きな伝搬はできませんでした。

ところが現在、インターネットの普及により、想念はリアルタイムに全世界に伝わるようになりました。

インターネットにより、我々はあらゆる情報を手にすることができるようになりましたが、それは同時に、人間の想念が全世界に一瞬で、伝達、共有するという事態を招いています。

いい想念であれば、世の中はいい社会になるでしょうが、残念ながら、今のインターネット世界に流れる情報は悪い想念の方が多くなってきています。

こうした悪想念がインターネットを通じて世界に広がることで、殺伐とした社会が生まれる要因になっているようです。

インターネットで情報を閲覧する場合には、ソースや情報を取捨選択し、いい情報だけになるべくアクセスするようにしていきたいものです。

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